温暖な気候の南九州
……霧島温泉は霧島山麓に沸く、ゆけむり立ちのぼる魅惑の温泉郷です。硫黄のにおいが鼻を心地よく刺激し、湯ぶねには白い湯花が浮かぶ本格温泉……一度行ったら、あなたもやみつきになります。
温泉が大好きな方へ、お勧めのナンバーワン、イチオシの温泉郷です。
霧島山
天孫降臨やそれにまつわる神話が多く残り、ゆかりの神社や祭の多い霧島。標高1700mの韓国岳を最高峰に山々が連なる。あたり一帯は温泉も多く、緑の宝庫で、自然を活かしたレジャーが楽しめます。
また、国内最大級の古代住居遺跡や壺酢の並ぶ光景は有名で、いつ訪れてもこの地ならではの魅力を満喫できます。
霧島温泉郷
……林田温泉、硫黄谷温泉、丸尾温泉などと称する霧島温泉郷は霧島山の中腹、標高五〇〇〜八〇〇メートルに位置し、南に桜島を浮かべる錦江湾を望む。高原を渡る風がさわやかなリゾート地でもあり、別荘も多い。温泉街は国道223号線沿いに開け、
設備のととのった豪華ホテルから、閑静な和風旅館、自炊のできる温泉宿までさまざまなタイプの宿泊施設が揃っています。
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当サイトのおすすめの宿
交通アクセスも便利に
……南九州(鹿児島、宮崎、熊本)へは、数年前まで、ちょっと行くには遠い、交通の便が悪い印象でしたが、高速道路の整備と新幹線の開通で、一気に近場になりました。
交通アクセス情報
霧島観光MAP 霧島・妙見・安楽温泉郷案内MAP
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観光地としての歴史も古く
……神々がやどる神話と伝説の地としても知られています。
霧島神社や
高千穂の峰などの天孫降臨の地としても有名です。
霧島神社
霧島観光マップ霧島町・観光アニメーション
日本の新婚旅行の発祥の地
また、霧島温泉は、日本の新婚旅行の発祥の地ともいわれています。
幕末の志士、土佐の坂本竜馬とお竜がこの霧島温泉に行ったのが、日本初の新婚旅行だったのです。池田屋事件で手に負傷した竜馬は、薩摩の西郷隆盛から湯治を勧められ、霧島温泉で傷を癒しました。そのとき、高千穂の峰にも登り、頂上の天の逆鉾を引き抜いた話は、竜馬の豪放な性格をよく現わした逸話として伝えられております。
そのせいでしょうか、かつて南九州は新婚旅行の定番地とて、若いカップルに人気がありました。
お湯の効能は、抜群です。
霧島温泉では、ちょっと山手に行くと岩肌から温泉のガスが吹きででいて、あたり一面、温泉特有の硫黄のにおいがします。なんか、「温泉!」ていう感じです。
また、温泉の湯には白い小さな塊が混ざっております。私も最初は「ちょっとこれ何んだ?」と思ったのですが、旅館のおかみさんがていねいに「湯花」だと教えてくれました。
これみただけで、「うーん、効くー!」という感じです。
竜馬が、手の刀傷を治したというのもうなずけます。
泉質/効能
泉質: 硫化水素泉、食塩泉、単純温泉、含土類重曹泉
泉温: 36〜80度
効能:外傷、火傷、神経痛、リウマチ、糖尿病
焼酎の里
……また、南九州といえば、
芋焼酎の産地で有名です。
この地方で、酒といえば、焼酎のことを指します。
湯上がりで、、ビールを一杯あおリ、そのあとに本格的に飲む芋焼酎の味は、また格別です。
おすすめはやはり、ご当地名の「霧島」です。
「黒霧島」いわゆる「黒キリ」だと、なおさらケッコウ……。
これを、
霧島山麓に湧く名水……
始元水でわって飲めば、もう最高です。
そんなこんだで、ぜひおすすめ温泉です。
<余談>
実は、この霧島温泉郷は、私にとって特に思い入れがあるところでもあります。というのは、もうウン十年前のことですが、私たち夫婦の新婚旅行の地でもあったのです。そこで昨年、久しぶりにふたりで行きました。丸尾温泉でしたが、何か懐かしい、見たことがある風景でしたので、ふたりで思い出をたどってみると、なんと、新婚旅行のときの宿のすぐそばでした。若いふたりが眺めた滝が、当時と同じように湯煙の中に浮かんでいました。
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